大型二輪免許取得記 Part4
-2009/02/11- 盆堀林道ツーリング
今日は建国記念の日。いつもどおり2時間分の予約を取っていたので、教習所に向かう。
卒業検定にむけてAコース・Bコースを覚える作業に入る。紙の上なら苦労するが、実際に走って覚えれば
驚くほどすんなり頭に入ってくる。大体2-3週すればBコースも覚えたようだ。半分ぐらいはAコースと同じ道順だし。
特に何事も無く教習が終わり、午後の時間をもてあましていたので、何をしようかと考えた・・・
ヽ(゚∀゚)ノ あっ!そういえば今日はホーネットで教習所まで来てるんだった!ツーリングいこう!ツーリング!
といわけで急遽寒い中ツーリングへ行くことに。目指すは盆掘林道という、檜原街道から八王子の陣馬街道に抜けられる道。
一部ダートらしいが、舗装化が進んでおり、ほとんどの区間は舗装路になっているらしい。
(地図は全国林道コースガイドより拝借)
教習所をでて府中街道→青梅街道→秋川街道と走り、奥多摩・檜原村方面へ向かう。武蔵五日市駅を横目に、檜原街道にはいったので、盆掘林道の入り口を探す・・・
な・・・ないぞ!どこに入り口があるんだ? さんざん迷い、1時間以上同じあたりをぐるぐる回って探す。民家の前の袋小路に入ってしまって、泣く泣く足つきバック
したりするし・・・
ゲートらしきものを尻目に、どんどん狭くなるみちを進んでいくと、やがて路面がダートに変わる。うはwwこれが八王子までずっとだったらつらいなー。と思っていると、500mぐらいですぐに
舗装に変わる。舗装と言ってももちろん林道規格の路肩ヨワヨワ、穴がぼこぼこ空いているようなものなのだが、舗装は舗装だ。ぐいぐい高度を上げていく。
頂上に着くと「入山峠」との標識が。インターネットで見た写真ではダートだったが、ここも舗装化されている。周りを見ると切りとおしになっており、昔はさぞかし難儀な道だったのだろうと
思われる。ここを越えると、電気も何もついていない真っ暗な入山トンネルを通る。
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八王子の町並みを眼下に見ながら、恩方方面へ下っていくと、目の前に八王子方面へ向かう道が!!とその前にこっち側は
ゲートが閉まってる!
いや、そんなたいそうなゲートではなく、車止めにチェーンが貼ってあるだけなので、バイクから降りてチェーンと看板をどっこいしょとはずす。と、その様子を周りの住民に見られてしまった。
「いやー!バイクなら通り抜けられるんですね~ここ」見たいな会話をしながら、夕闇も押し迫った八王子の町に向けてホーネットを再発進させるのであった。
-2009/02/14- バレンタインデー
今日はバレンタインデーなんだぜ!だから教習所で取得に向けていそしむんだぜ~!というわけで、14日も教習所へ。
14日は残念ながら1時間乗車。次の時間がシミュレーターで、なかなか予約が取れないから仕方ない。1回いったら2時間乗らないと電車賃とか時間とかもったいない気もするが。
この日もBコースをぐるぐる回る。さすがに2月も中旬となると学生が増えてきて教習所内が大混雑!結局2回しかBコースを回れず、後は車のいない課題走行部分、スラロームとか、
一本橋の練習に終始することとなった。教官いわく、まだ皆入校したばかりなので路上に出ておらず、今が混沌を極めている時期らしい。ちなみにここの教習車はオレンジのラインが入っているものは
AT車。緑色のラインが入っているものはMT車らしい。見ると半数ぐらい(60%ぐらいかも)はオレンジのラインが入っており、AT車が足りないらしい。女の子の7割はAT教習で入校するらしいし・・・これも
時代の流れというものかのぉ。
ちなみに自分はMT車で取っているのだが、クラッチつきを運転するのは家の軽トラぐらいのもので、うまく運転できるかはなはだ怪しい。確かに4輪は8割AT車になってしまったので、AT免許でも問題ないだろうが・・・
免許証に「AT車にかぎる」って書いてあったら恥ずかしいじゃないか!というわけでMT免許を取得。でも結局免許制度改正の際に、「中型車は8t未満に限る」って書かれてしまったので、限定免許には違いない。
2009/2/16 シミュレーター・見極め
月曜日。仕事を5時半に無理やり切り上げ、ひとつだけ空いていたシミュレーターの時間に間に合わせる。メンバーはやたらガタイのいいおっさんと、普通二輪を教習中らしいオバさん、そして自分。
これに乗車できなかったら次はいつシミュレーターの予約が取れるかどうかわからない。なので無理やり月曜日に入れた。
そして始まったシミュレーター教習。普通二輪のときは2-3時間乗った記憶があるが、大型はこの時間一回のみだ。普通二輪のときは高速道路体験で、150km/hを超えるスピードを出したりしてそれなりに楽しかったのだが、今回は・・・・
まず教官の前説が長い。そしてやっと乗車したと思ったら市街地を5分ぐらい走らされてすぐ次の人と交代。その後説明があってもう一回ぐらい乗るかと思いきや
ひたすら講義が長くてシミュレーター乗車5分で教習終了・・・ほんとにこんな教習意味あるのか?ついでに教官がなんか好きになれないタイプ。この教習所に通って初めていやな教官に当たった。
何がイヤかって、どうもねちっこい性格らしいんだよね~。
教官「右折のとき平均どれぐらいで曲がっていると思うかな?」
俺「うーん。30㌔ぐらいですかね・・・?」
教官「30きろぉ~?本当にそうかぁ~?よーく考えてみろー。平均だぞー。平均。最高速じゃないぞ~」
俺「あ、う、うーん。じゃあ25㌔ぐらいですかね・・・」
教官「本当かぁ?25㌔でいいんだなー?平均だぞー。平均ー。」
うっ・・・ねちっこい。こいつ・・・嫌いだ。
その後質問の矛先は他の人に向いて、自分以外の二人は「20kmぐらい」と答えた。教官はその答えに満足したようだ。20km/hぐらいと答えて欲しかったのはわかるが、だったらもうちょっとさらっと言って欲しい
またこの教官に当たらないことを祈りつつ、シミュレーター教習は終了したのであった。
キャンセル待ちして次の時間に乗れないものか聞いてみたが、それは叶わず、結局最終の時間にみきわめを受けることに。ちょっと明日また会社なんだよね・・・とか考えてしまう。いかん。こんな雑念は
払って、見極めに集中しなければ・・・
1時間ぼーっと過ごした後、教習原簿の教官の名前を見ると・・・うげ!あのねちっこいやつかよ!
まあでもあたってしまったものはしょうがない。めちゃくちゃ寒風が吹きすさぶ中、いやな教官とマンツーマンでがんばることにする。
幸い最後の時間なのでコースはすいている。まずはAコース。いつもどおり発進・・・しかしやはりみきわめを意識してか、いつもより調子が悪い。普段失敗しないようなところで失敗した。
具体的には、クランクとスラローム。クランクでは左足をついてしまい、スラロームではなんとパイロンにこつんとあたってしまった。今までスクーター以外であたったこと無いのに~。
そのことをまたねちっこく注意された後、Bコースへと向かう。きっとこいつじゃなかったらもっとうまくできたと思う・・・。それに教官にぴったり付かれて見られるのは緊張する。いや、これも
卒検と同じ状況のはず。慣れなければ。
前半のAコースで失敗しているため、Bコースでまでポカをやってはみきわめをもらえない可能性が高い。気合を入れて一つ一つ課題をこなしていく。少し硬さが取れたのもあってか、Bコースは特に
何事も無く終えることができた。まあ厳密に言えばなにか小さい減点はもらっているのかもしれないが、少なくとも一発中止になるようなことはやってない。
そして・・・みきわめをもらった!これから繁忙期だから早く卒業させたいという教習所の事情もあるのかもしれない。しかし1時間でもオーバーしたら追加料金が発生する自分の教習コースでは、 ストレートで教習を終えられたというのはかなりうれしいことだ!後は卒検を1発で合格するのみ!決戦は木曜日だ!