大型二輪免許取得記
-Part1-
突然だが、なぜかうちの家族(男性陣)は免許をたくさん持っている。
筆頭は親父で、原付免許を始めに、中型(旧普通免許)、大型自動二輪、大型二種、けん引、と、免許証の項目のかなりの数が埋まっていたように思う。たぶん。
弟の所持免許ははっきり覚えているが、原付、中型、大型、普通自動二輪、大型自動二輪だった。
っていうか、いつの間に大型とかとってんのヽ(`Д´)ﾉ?
そしてある日実家に帰ったら、エストレヤのほかにもう一台バイクが増えてやがりました。
HONDA・X4だった。
でかい・重い・燃費悪いと三拍子そろったバイクである。
( ﾟ,_ゝﾟ)ほほう。どうもうちの親父が息子二人に触発されて買ったらしい。しかし現実は弟が乗り回しているのが現状だ。
うーんどうにも悔しい。俺も大型自動二輪がほしいぞ！と思っていた矢先に、目に飛び込んできた「大型自動二輪・割引」の文字。
どうやら、コヤマドライビングスクールという東村山の教習所で、キャンペーンをやっているらしい。
そして俺は、お金のことなどあまり考えずに教習所の門を三度叩いていた・・・・
(ちなみに普通二輪で通った○王子自動車教習所は、大ニュースになった挙句につぶれてしまった。)
まあ大型の購入予定はまったくないが、免許はほしい(X4は借りて乗ろうと思ってるが)。
しかし、「大型免許は持っているけど250ccを選んでいる」と、「大型免許がないから250ccに乗っている」ではまったく違う！違うはず！
それにレンタルバイクもあるしね！さあ教習所に突撃だ！
これが今回私が通うこととなったコヤマドライビングスクールの外観。一発試験という選択肢もあったが、社会人となってしまった今、
平日に何度も試験場に足を運ぶことは許されない。なので、大型二輪免許取得ではなく「購入」記となってしまった。これは仕方の無いことだ。
どうやらここでは大型二種などの教習もやっているようだ。多摩地区ではかなり珍しい。まあ多摩地区とはいっても、目と鼻の先に「埼玉県所沢市」の看板があるのだが。因みに私の家からはバイクで一時間かかる。
バイクで往復2時間の道のりと、2万円高い近くの教習所とどちらを選ぶか・・・大変悩ましい問題だったが、急いで取得する必要がまったく無いことと、2万円をケチりたかったため、東村山市にあるこの教習所を選んだ。
因みに入校申し込みにいったこの日はちらほら雪が降っていた・・・勘弁してくれよ。俺はこれからバイクで帰らなくちゃいけないんだぜ・・・と気分がどんよりしてきたが、たいした量の雪ではなかったため、走行には支障が無かった。
中に入るとなかなか綺麗な建物で、好感が持てる。受付の人の応対も丁寧だ。普通二輪のときもそうだったが、車の免許を取りに来ている高校生に比べると、フルフェの
ヘルメットを持って、カシャカシャ音の出る服をこんもり着込んで教習所内を闊歩する俺は異質だ・・・（´Д｀；）。しかも皆受験勉強してたり、学科試験の勉強してたりするし・・・。
とりあえず入校の申し込みを済ませ、前金を入れて教習所内を見学する。日野市から来ていることを告げたら受付の人にびっくりされた。まあそりゃそうだわな。しかしここがギリギリ通える範囲で一番安いんですよ！
お金払ったら、適正試験が始まる15：30までなんにもやることが無くなった。うーん。後2時間家で寝てからくるんだった・・・。あんまりギリギリで来ると、今日適正受けられないんじゃないかと思って早く来すぎた。とりあえず近くのラーメン屋で昼食を済ます。
なにやら勉強している学生を尻目に、なんもすることが無い俺はぱらぱらともらったテキストを見たり、教習所のコースを見学したりする。普通二輪は青のCB400SF、大型二輪は赤白のCB750のようだ。
今回は教習時間が12時間。7-8回教習所に通えば卒業となるだろう。金が無い身としては教習時間OVERは避けたい。少ない時間の中で、卒検のコース2つを早めに覚えねば。
.
因みに教習所の前にはラブホテルが2件ズドーンと立っている・・・。教習所通いも3回目となるが、教習所というのは高校卒業を控えたヤンキーがスウェット姿で所内を歩き回っているイメージだった。
だがここはそんな感じがしない。まあ2月に入ればどんどんそんな人が増えるのかもしれないが。
今日は適性検査(知能テストみたいなやつ)と、来週の技能の予約をやっただけで帰ることとなった。とはいっても待ち時間が長かったので、5時間ぐらい教習所にいたが・・・。来週からいよいよ技能が始まる。自分のバイクはコカしたりできないので、思う存分コカして
くそ重い教習車を秒速で引き起こしたいと思う。
