私がHORNETを購入するまで -Chapter 4-
-その4-
卒業証明書を手に、試験場に向かった私は、長い待ち時間を追え、遂に普通自動二輪免許を手に入れた。
そして実家に帰ると、弟にこう切り出したのであった。
俺:( ´_ゝ`)オマイはどうせ冬はジムニー乗りだろ?エストレヤは俺が乗ってやる!
弟:('A`)廃車になってカンボジアあたりに流されていくのか・・・エストレヤ・・・
弟:('A`)廃車になってカンボジアあたりに流されていくのか・・・エストレヤ・・・
弟のあきらめの気持ちを背に受け、私とエストレヤは上京することになった。
免許とりたての私には、エストレヤのトコトコ感はベストマッチだった。
東京へ向かう新四号国道で、80~90で巡航すると、「ドコドコドコドコ!!!」となって怖かったが。
100km/hなんて出すと怖いバイクだった。ついでに春先になっても、チョーク引っ張らないとエンジンがかからん。
これがkwskクオリティか・・・と喜びも苦労もあった一台だった。
2回たちゴケしたのは内緒だ。
そして私は大学を卒業し、春になったので弟にエストレヤを返却した。
またトゥデイに戻った私は、自分のバイクは何にしようかと悩み始めるのであった・・・。